麓山高原豚の名前の由来
川俣町と旧東和町旧岩城町の境に、麓山(羽山)という山があり、そこに全農福島県本部の種豚生産農場があり、そこから生まれた肉豚を銘々化したことにより、「麓山高原豚」と命名されました。
麓山高原豚は「三元豚」
美味しい豚の銘柄として、平田牧場の豚肉など、「三元豚」という名前を聞いたことがあるかと思います。豚の品種のうち2もしくは3種類の品種を交配させることで肉質の良い豚肉を持ち、より発育がよく、肉質にばらつきのない豚を育てることを目的として、おいしく良い品質の豚肉を作るために組み合わされた豚のことを「三元豚」といいます。
麓山高原豚も「ランドレース種」「大ヨークシャー種」「デュロック種」の三つの豚の品種を組み合わせた三元豚です。
羽山高原豚の美味しさと秘密
出荷まで6ヶ月程度を要しますが、肉質を良くするために専用飼料を出荷前の2ヶ月程度与えます。
1.肉質が柔らかくてジューシー
・とうもろこし、マイロ、玄米などの穀類とキャッサバのでんぷん質をバランスよく配合された餌を与えています。
2.獣臭が少ない
・餌に、木酢酸や炭の粉を添加することで、臭みを抜いています。
3.脂肪があっさり
・餌に、亜麻仁油やえごま粕を添加する事で、脂がさっぱりします。
こだわりを持った生産者が育てています
麓山高原豚は、全農福島県本部が認定した生産現場で指定した種豚と専用飼料を供与された肉豚を、年間を通して出荷できる生産者の豚肉のみ「麓山高原豚」を名乗ることができます。
県内で9戸の農家によって生産されており、会津地域では喜多方市で2戸の農家が清算しています。
「麓山高原豚」は、販売指定店を中心に限定販売されており、会津地域ではコープあいづの8店舗の他、JAの直売所など5カ所でしか購入することが出来ません。
安全性の確保
出荷毎に放射線測定検査を行っており、9戸全て検出下限値以下であることを確認しています。
こだわりと美味しさの「麓山高原豚」、コープあいづのお店全店で取り扱いをしています。
皆さんも、一度味わってみてください。
すぐに違いが分かって頂けると思います。