コープあいづでは生ごみの再生利用事業として、生ごみ処理機を2004年9月に全店導入しました。各店舗から排出された生ごみを、処理機で一次処理し、会津コンポストセンターで堆肥として熟成、その堆肥を利用して生産された野菜を生協のお店で販売するという循環型事業を進めています。堆肥は成分調査の結果、有機栽培にも使用できるものとして許可されています。
その堆肥を組合員にも販売して欲しいという要望があり、準備を進めてまいりました。そこで、昨年秋に堆肥のネーミングを募集し、審査の結果「エコまる」と決まりました。このネーミングで3月中旬より販売することになりました。
使用した方の感想
●熱塩加納町の上野令子さん(リサイクル委員)
今までは、ぼかしを使って大根や白菜を作っていましたが、生協の生ゴミからつくられた堆肥を試しに使ってみました。種を蒔いた後にその堆肥をやってナイロンを掛けておいただけでしたが、大きく育って肌もきれいで、柔らかく、とても甘い大根と白菜が収穫できました。消毒もせず、手間もかけずに、楽に立派にできましたのでお友達にも分けてあげました。今年も使用したいと思います。
●産直農家の白井康友さん
生協の堆肥は微生物の働きが活発なので、土壌に入っても菌の動き・反応が非常によく、良い作物を作れます。収穫した農産物は、わかまつ店とほんまち店で販売しておりますのでご利用ください。
成分分析表 |
測定項目 |
単位 |
コープコンポスト |
全炭素 |
% |
49.3 |
全窒素 |
% |
2.36 |
炭素率(CN比) |
ー |
20.9 |
全リン酸(P2O5) |
% |
5.52 |
全カリウム(K2O) |
% |
2.33 |
|