11月23日(土)から24日(日)の2日間、「福島の子ども保養プロジェクトinあいづ」が、会津若松市の東山温泉と裏磐梯で開催されました。
「福島の子ども保養プロジェクト」は、福島県生協連の呼びかけで開催されており、子どもの心身の健康に不安を感じる保護者の気持ちに寄り添い、支援することを目的として開催されています。
企画の中では、子どもたちの被ばく積算量を心配する保護者の気持ちに応えるために未就学児童の週末保養や就学児童のそと遊びを実施致しています。
今回は、コープあいづの主催で行われたもので、組合員さんによる募金や、毎月11日の店舗の売り上げ(コープあいづ、県南生協)によって実施されました。
当日は、福島市や郡山市に住む11家族39名の親子が参加されました。
1日目は、東山グランドホテルで、会津の伝統的民芸品である「赤べこ」づくり体験を実施しました。
みなさん、思い思いの「赤べこ」ができました。「赤べこ」は、災難をよけたり、縁起物のお守りとして利用されています。きっと参加者の皆さんを見守ってくれると思います。
「赤べこづくり」に飽きた子どもたちは、ボランティアで参加いただいたコープあいづのコープ委員さん、会津医療生協の看護師さんと一緒に折り紙を楽しんだり、子ども同士で走り回ったり、みんな元気に遊ぶことができました。
2日目は、バスで裏磐梯の五色沼に行き、周辺の散策やビジターセンターで裏磐梯周辺の自然について学びました。少し寒い日ではありましたが、子ども同士元気いっぱいに遊ぶ姿に嬉しくなりました。
12月にもコープあいづ主催で開催する予定になっており、放射線の高い地域で放射線の被害に心配しながら子育てをされている親子に、少しでも線量が低い会津に来ていただき、子どもさんに外で元気に遊んで頂く場、親同士の交流の場を提供したいと考えています。
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