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放射能汚染から食と農の再生を

2月27日(水)、共同購入センター大会議室とベスタばんげ店 組合員ホールで放射能学習会が開催されました。
 講師には、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任助教の石井秀樹氏をお招きし、共同購入センターには35名、ばんげ店には30名の組合員さんが参加して学習を行いました。

 先生からは、放射性物質は実態があるので、制御可能な物であること。物事を見極め、然るべき対策を講じることが需要であること、チェルノブイリの原発事故の時とは状況が違う為、福島型放射能防御の仕方を考えることが重要であることがお話しされました。

<以下、お話の概要>
 福島県では、農業への影響が大きく、稲への汚染が心配されたが、思っていたより放射性物質の移行係数が低く、全袋検査を実施したことで、どこの圃場で高い数値が出ているかを見る中で、土壌からの移行だけでなく、水からの移行によるものが多かったことが分かった。汚染された森林からの落ち葉が河川に流れ、ため池などにたまった場合に比較的高い数字が出ることも分かってきた。
 今後は、汚染分布マップと細かなスクリーニングで、ピンポイントで対策を講じることが必要になってくる、その方が効率的な除染ができるだろう。
 また、今回の事故で直接的な被害も深刻であるが、社会の起こした混乱による被害、避難されている方への精神的な被害、農業や漁業ができない、働けないことによるものや、経済的な問題もたいへん深刻な問題である。
 最後に、今回の事故による放射能は、自分たちがどこまで受け入れられることかを考えることが大事な事。ただし、その判断は人それぞれに違うというお話をされました。


 ◇お問合わせ
  コープあいづ本部 役員室 新山敦司
  TEL 0241−22ー1041
  mail a_niiyama@coop-aizu.jp
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