日常の生活の中で使われる 「食品の安全」。この言葉には、国際的な定義があります。 食品の安全にかかわる取り組みを理解するために、定義を確認してみましよう。
「食品の安全」とは
食品が「安全である」とは、どのような状態をさすのでしょうか。食品が安全であるということは「決められた食べ方をしたとき、人の健康を損なうおそれのない食品」と定義されています。
※1
具体的には、以下のようなことになります。
@食中毒を起こす病原微生物の汚染(生物的危害)が無い。
A身体に害のある残留農薬や化学薬品、自然毒(化学的危害)が含まれていない。アレルゲンの表示間違いがない。みんなが願う「食の安全・安心」
Bガラス・金属など体を傷つける異物(物理的危害)が混入していない。
※1 ISO(国際規格標準化機構)22000規格による。
みんなが願う「食の安全・安心」