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第29回福島県生協大会が開催されました。

 今回の大会は、今、県内の消費者団体が呼びかけを進めている「福島県消費者ネットワーク」の設立準備に向けたシンポジウムとして去る10月27日(火)10:30より、福島県文化センター小ホールを会場に開催されました。

 大会のテーマは、国の消費者庁設立を受けて「地方消費者行政の充実に向けて」とし、「消費者庁設立と地方消費者行政のあり方」と題して、全国消費者団体連絡会事務局長の阿南 久さんの記念講演がありました。
 午後からは、阿南さんをコーディネーターにパネルディスカションが行なわれました。パネラーに県消費生活課課長稲村忠衛様、財団法人福島県婦人団体連合会会長齋藤幸子様、県生活学校連絡協議会会長遠藤重子様、JA福島女性部協議会会長大川原けい子様、福島市消費者団体懇談会会長須藤康子様、福島県労働福祉協議会事務局長菅野敏夫様、財団法人日本消費者協会コンサルタント広重美希様、県生協連合会熊谷純一会長をパネラーに、県内の消費者行政の現状や、各消費者団体の取り組み、今後の課題、県の消費者行政に対する意見や要望、県内の消費者団体が共に手を携え、ネットワークを組むことの重要性やネットワークに期待すること、地方の消費者行政の充実強化に向けた消費者自らの課題などについて、熱心にご討議いただきました。

 最後に大会決議を満場の拍手で採択し、福島県消費者ネットワーク設立に向けての第一歩をスタートさせました。


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特集

 コープあいづ広報委員会では毎年COOP商品工場を取材し紹介しております。今年は茨城県坂東市「つくばハイテクパークいわい」内の不二つくばフーズ株式会社を訪ね「安全・品質・環境」を追求した最新鋭の工場現場を見て安全を確認してきました。
 工場駐車場から玄関へ向かうと野口健二主事さんと日生協の島田さんが顔を見せておられました。2階会議室で挨拶のあと会社のPRDVDを見せていただきました。
 木崎正敏社長さんからは不二つくばフーズ(株)という会社は、ヤシ油やパーム油といった南方系製油事業から出発していまして、日本で最初にこれらの圧搾・抽出に成功しています。誰も手をつけていないところからスタートし単に搾油するだけでなく、二次加工、三次加工により全く新しい油を創造する、あるいはどこにもない独自の製品分野を切りひらく開発主体型企業です。この大豆たん白も不二製油の創業当時から事業のひとつの柱として取り組んできた分野なのだそうです。この会社は工場とともに2001年に誕生した新しい会社で、不二製油鰍フたん白食品つくば工場という位置づけであり、不二製油が展開する大豆たん白事業の中の「大豆たん白食品」の生産を担っているとの事でした。

大豆たん白食品とは?

生産部長兼工務グループリーダーの大谷 敦さんから、大豆たん白は大豆から油を絞ったあとの脱脂大豆からたん白を取り出し、パウダーなどに形を変え、それを原料にして作った食品を「大豆たん白食品」といい、工場では大豆たん白にいろいろな具材や調味料を加え加工した「ぎんなんがんも」「湯葉ひろうす」「とうふハンバーグ」「油揚げ」などが製造されていました。

製造ラインは

  1. フライライン
    ……… ぎんなんがんも、枝豆がんも、京風がんも
  2. フライ蒸しライン(焼き設備付属)
    ……… 湯葉ひろうす、究極の豆腐バーグ
  3. 蒸し焼きライン(バッター付フライ設備付属)
    ……… 大豆からあげ(まめからくん)豆腐ナゲット
  4. フライライン
    ……… 油揚げ

 サイレントカッターと呼ばれるミキサーで、主原料の大豆たんぱくに具材を加えて混ぜ合わせ、製品のもととなる生地を作っていきます。生産ラインはフライライン、フライ蒸しライン、蒸し焼きライン、油揚げラインの4系統から、さまざまなバリエーションの製品が生まれていきます。できあがった製品はトンネルフリーザーで予備冷却、その後スパイラル凍結で急速凍結を行います。2階は包装場になっており、包装するまでの過程にもう一度目視により異物や形状不良の選別、さらに機械による異物検査を行います。そして袋詰め、箱詰めされたものが自動倉庫に納まっていくというシステムです。その後、細菌検査を行いますので、出荷できるのはそれからさらに3日後となります。ロットごとに午前1回、中で1回、最終で1回、品質管理担当がサンプリングを行い、すべてに合格したものでないと出荷しません。といってもそれで出荷できなかったことは1度もないとのことです。更に出荷前に細菌検査を実施し合格したものが出荷されるとの事でした。

普通の揚げやがんもとの大きな違いは?

 健康志向が高まる中、非常に良質なタンパク質として「大豆たん白食品」が注目を集めていますが、栄養バランスが優れているのに加え、わずかな時間で味が染み込みやすい、型くずれしにくい、あるいはソフトな食感のまま冷凍保存ができるといった特徴があるとのことです。

工場の特徴は?

 この工場は不二グループの最新鋭工場で、また2004年12月にはISO14001の認証を取得し、環境保全活動にも積極的に取り組んでいます。その一環として、CO2の排出量が少なく、硫黄酸化物を発生させないクリーンエネルギーである液化天然ガスを採用しています。

「ご安全に」の挨拶と笑顔行き交う工場

お会いした社員の口から「ご安全に」の挨拶!最初は聞きなれない言葉で何を言っているのか分かりませんでした。独創的ですね挨拶も!
 不二製油(株)海老原善隆社長がホームページの挨拶の中でも創業以来守り続けてきた「人マネをしない」という基本姿勢のもと、「ニッチ、スペシャル、グローバルに、健康と美味しさを提供し、世界のお客様に認めていただく食の素材メーカー」を目指し、人々の豊かな食生活に貢献して世界のマーケットで企業価値を向上させてまいります。という不二つくばフーズ(株)の今後の製品開発に注目したいと思います。

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会津の散歩道 

…85… 葦名家墓所(会津若松市)

 今回の会津の散歩道では、戦国末期の会津黒川(会津若松)城主となり、会津に君臨した名称といわれた葦名盛氏(あなもりうじ)の法名をとった竹厳廟(ちくがんびょう)、別名「葦名家花見ケ森廟所」を紹介します。


 葦名家花見ケ森廟所は、会津若松市花見が丘二丁目にあります。ここは市指定文化財になっています。鎌倉時代から室町時代にかけての400年余り中世会津を支配していたのが葦名氏です。神奈川県の三浦半島を支配していた三浦一族の三浦義明十男、佐原十郎義連(後に佐原氏から3代目の時に別れ葦名と名のる)が平泉の藤原氏征伐の功績によって文治5年(1189)に会津を与えられました。
 葦名盛氏は、戦国時代の天永元年(1521)生まれ33歳で会津黒川城主となった葦名氏16代当主です。父盛舜の後を継いで会津地方征服を進め、さらに仙道(中通り地方)へも勢力を広げ、武田信玄、上杉謙信などとも連携を保ち、葦名家の全盛時代を築きました。
 元禄11年ごろ嫡子盛興に黒川城を譲り、会津本郷の向羽黒城(岩崎城)を築いて隠居したが、盛興が没すると二階堂盛隆にあとを継がせ黒川城に戻り政務をみた。天正6年(1578)には上杉謙信没後の混乱(御館の乱)に乗じて越後に出兵している。盛氏は天正8年(1580)61歳で没したが、黒川城下は葦名氏の強い勢力で安定していたので、名のある文化人が訪れ、西の大内氏とも並び称せられるほどでした。

 墓は人頭大より大きな川原石によって高さ約3m、直径約11.6mから9.3mの円形に積まれています。墓の上には五輪塔が建てられ「会津藩家世実記」によると保科正之が寛文5年(1665)に造らせたものだそうです。
 葦名家の盛んな時代の墓ですが、天正17年(1589)伊達政宗に滅ぼされた葦名義広が常陸国に追われて子孫がいなかったため、侘しい廟所となっていますが、その前で手を合わせると心が落ち着きました。会津の歴史を刻んだ先人達を偲んで、是非一度足を運んでみて下さい。


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