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第19回通常総代会が開催されました

6月4日(金)ベルルクスにおいて第19回通常総代会が開催されました。

組合員の代表として選出されました総代226名に対し195名(うち書面88名、委任15名)の出席によって、この一年間の振り返りと決算・損失金処理案、向こう一年間の事業や予算、活動方針について議論され、第一号議案から第七号議案まですべての議案が賛成多数により承認・可決されました。

熊谷理事長の挨拶では、「09年はアメリカと日本で大統領と首相が国民の力で変わる歴史的な大きな変化のあった年でした。戦後、実質的に国民の選挙による政権交代が実現し、国の主人公、主権者は国民にあることを実証し、大きな民主主義の前進がありました。しかし、政治が変わったとしても経済面ではいっこうに良くならず、不況は国民生活に影を落とし、特に会津地域はIT産業に関連する多くの工場があり、リストラの風が吹き荒れています。加えて世情は乱れ、目を覆うような「事件」が続発したのも昨年でした

こうした中にあって、私たちコープあいづは創立五十周年を迎え、渡部恒三衆議院議員、山下日生協会長をはじめ、県や近隣の首長、JA、商工会議所、各地の生協代表者、取引先など多くの方々に参加していただき式典を祝う事ができました。
理事会はこれからの百年に向かって前進すべく決意を新たにしたところであります。この50年の生協運動へのご参加、ご指導に対し、組合員の皆様に理事会と全職員を代表して衷心より深く御礼申し上げる次第であります。

さて、09年度を振り返ってみますと、何といっても「コ−プベスタ」の開店が大きな前進でありました。組合員のくらしを「防衛」するために何が生協はできるのだろうか?という問題提起から始まった「新業態」への模索は、「コストを削って、安い価格の実現」と「より安全な、より美味しいものを品揃えする」ことで組合員の暮らしに貢献するということでした。そこでベスタ誕生となった訳です。現在ベスタは好調であり、組合員の支持は大きいものがあります。そこで理事会は2010年度中に全店ベスタ化することを決めました。しかし、ベスタ店は組合員さんの利用結集が成立条件となっており、組合員と役職員の協同で暮らしを守り、生協の経営と運動を守るという店舗なのです。

また、会津は少子高齢化が急激に進んでおり、隣近所助け合う仕組みの共同購入は、高齢化社会にぴったりの事業としてますます重要性は高まることから、多くの組合員へ参加を呼びかけていきます。さらに、共済事業は、今、最も伸びている分野で、加入者の輪が広がれば広がるほど保障は良くなり、掛け金も下がってきます。

生協は、組合員の暮らし大変な今こそ大切な組織です。“一人は万人のために、万人は一人のために、そして次世代のために”という相互扶助という、今、最も大切な理念を持った運動体です。さらに利用を結集していただき、お仲間を増やし、地域で安心して暮らせる社会に向かってみんなで前進していきましょう。」と挨拶しました。

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特集

特集 2010年度“みんなで取り組んでいきましょう”

第19回通常総代会報告

総代会は、熊谷理事長の挨拶の後、会津若松市長菅家一郎様、北海道・東北地連事務局長の住吉様と東北労働金庫喜多方支店長の鈴木様よりご挨拶を頂きました。他に、ご来賓としてみずほ銀行会津支店、東邦銀行喜多方支店、福島銀行若松支店よりご臨席賜りました。

また、議事に入る前に永年勤続者の表彰と提案制度の表彰、新入職員の紹介がされたのち、議長を選出して議事に入り、以下の報告・提案がなされました。

2010年度は、組合員のくらしが悪化していることから、「低価格」に挑戦し、生協の「信頼性回復」に立脚して、「組合員と共にくらしを守る」を第一に掲げ、業務活動「品質」を高めていきます。また、経営のスリム化をあらゆる面ですすめ、収益性の回復を実現します。職員による「提案制度」をさらに前進していきます。職員のさまざまなレベルアップを図り、一人ひとりが生協経営に貢献する喜びを感じられる風土をつくります。そうすることで「明るく、楽しく、前向きな専従組織」をつくります。

50年の歴史を踏まえ、改めて生協運動の原点を学習するとともに、今年を“教育・学習元年”と位置づけ、一人ひとりの職員の教育・学習に力を注いでいきます。

●今年みんなで取り組むこと

課題1 組合員とともに進める課題

<食の安全>

餃子事件の教訓を風化させず、日生協は全力をあげて安全性の確保に取組んでいます。私たちはCOOP商品が相対的に安全性は高いものであると確信を持っており、日常的に不審な商品があった場合には対応マニュアルに則り行動します。また、中国では食品安全のための「法整備」が進んできていますが、取扱商品はできるだけ国産を重視し、地産地消、産直を増やしていきます。更に、取扱商品の品質管理を日常的に行なうため、品質管理室によるJAS法、食品衛生法などの遵守状況を管理・指導していきます。また、定期的な細菌検査も自前でやる体制をととのえました。牛肉については安全性が確保できるまで、引き続きアメリカ産は取り扱いません。

<福祉>

昨年度とほぼ同じ課題です。生協らしい協同の心で幅広く地域福祉の充実に取り組んでいきます。また、健康や医療・介護等、社会保障についての学習と引き続き後期高齢者医療制度の廃止を要求していきます。

<環境>

地球温暖化防止は待ったなしの国民的課題であり、環境に優しい暮らしを一人ひとりが心がけしましょう。また、福島議定書では2年連続受賞しましたが、今年も多くの組合員・職員とともに「一日エコライフ活動」に取り組んで行きます。さらに、COOPあいづエコセンターの活動、生ごみ処理事業・発泡スチロールの減溶化事業など前進させていきます。今年で7年になるISOは、事業活動の中に取り込み、一体となって進めていきます。

<平和>

憲法改正に取り組む議員連盟の動きは続いております。私たちの平和憲法を守り、子や孫が再び銃を取ることがないよう「戦争のできる国」にする企てを阻止しなければなりません。このような中での戦争展も、悲惨さや平和の大切さを広く伝える重要な取り組みです。今年も開催されます。また、日本ユニセフ協会大使の「アグネス・チャン」さんから今年もメッセージが届いておりますが、これからもユニセフ活動を広く知らせていきます。さらには、原水爆禁止世界大会、今年は広島に代表を派遣していきます。

<暮らし・家計>

消費税の税率引き上げの論議が「当然視」され、「仕方がない」という世論形成を政府自ら進めているようにさえ見えます。これから論議が本格化することが予想されます。全国の仲間とともに引き上げ反対運動に取り組んでいきます。
また、「食育」は県や自治体の活動にも積極的に参加、子育て支援活動は県連ふくし委員会との連携で先進生協に学んでいきます。さらに、消費者基本法に基づく消費者庁が設置され、関係自治体に消費者主権実現の仕組みづくりを求めていきます。また、振り込め詐欺や消費者金融に絡む被害など、被害に遭わないよう情報の提供を行うとともに、労福協サポートセンターとの提携を強めます。

<協同>

県・市町村との結びつき、協同組合間協同、民主団体や医療生協、友誼団体との協同を強めていきます。

役職員・協同ですすめる課題

<店舗・商品>

@「COOPBESTA」は「生活防衛店舗」として地域で圧倒的に「安価」「高鮮度」を実現して組合員さんに支持されています。このBESTAを計画的に全店化していきます。
A組合員さんが気持ちよく利用し、また来ようと思う元気な店舗にします。
B組合員さんとともに進む生協にします。
C一人ひとりが大切にされ、役立っていると感じられる店舗運営にします。
D生協の社会的役割が実際に見える、感じられる店舗にします。

<共同購入(宅配)>

@東北の組合員の安心ネットをみんなで守り拡げ、コープあいづをささえる基幹事業として発展させていきます。
A共同購入(宅配)の仲間づくりを大きな目標を持って進め、利用者を1900人増やします。
B地図システムを使ったコースの改善など稼働率を向上と作業の効率化を図るとともに、安全運転に取組みます。
C共同購入(宅配)に入って本当に良かったと感じていただけるように、そして事業部全員が喜び合えるような組織にしていきます。
D共済課と連動してコープ共済の良さをお知らせし、加入促進につとめます。
E灯油価格は引き続き地域一番の実現をめざし、利用者拡大を図っていきます。

<共済・旅行>

@「あいぷらす」「たすけあい」「火災共済」等、暮らしの保障見直し運動を展開しながら拡大を進めます。あいづ協同サービスとの連動を強化していきます。
Aコープ旅行は「心の通い合う旅行サービス」を基本理念として、これまで以上に組合員さんのご要望にお応えできる旅行カウンターを目指します。

● 2009年度とりくみました。

中国産餃子事件の犯人が逮捕されたとの報道がありました。しかし、メタミドホスを入れた犯人で、コープあいづで検出されたのはジクロルボスなので、まだ問題解決には至っておらず、詳細はわかっていません。原因究明を強く望んで生きたいと思います。コープあいづはこの間、品質管理室を設置して、法令順守の徹底、商品管理レベルの向上に取り組んでおり、今後引き続き風化させぬよう努力していきます。

昨年3月に組合員の利用結集によって自ら暮らしを守る「生活防衛店COOPベスタにいでら」として開店したにいでら店は、多くの組合員の支持を得ており、8月にはばんげ店もベスタ化し、順調にご利用頂いております。さらに、今年3月にひがし店の水産と農産部門を部分的にベスタ化し、全店に導入することを目指して実験を重ねてきましたが、ひがし店も5月28日に全面ベスタとしてオープンしました。また、店舗委員の皆さんの協力のもと毎月1日と15日にはCOOP商品の試食宣伝、鮮度・日付チェック活動など商品を中心としたさまざまな活動が活発に行なわれました。

また、業務活動の課題をISOの目的・目標にし、レジ袋削減や電気使用量削減などは大きな前進があり、また環境配慮商品の普及や生ゴミの再資源化についても着実に前進しました。その結果、今年もISO環境監査で「向上」という評価を頂きました。

共同購入(宅配)では、東北産原料での「東北産育ち」の開発拡大をすすめ139品目から597品目と4.3倍になりました。仲間づくりでは、昨年より400人多い2000名増加し利用高は17.5億円で、利用人数は5%ほど伸びました。最終事業剰余金は3730万円の黒字でした。また、灯油価格は引き続き地域一番の実現をめざして取り組みました。
コープ共済では、「あいぷらす」「たすけあい」「火災共済」を三本柱に、くらしの保障見直し運動を展開しながら積極的拡大を進め「たすけあい」が6,766件「あいぷらす」が1,647件、火災共済が587件で、全体の保有件数で108.3%と着実に契約件数が伸びており、この一年間に支払われた給付金も「助け合い」と「あいぷらす」で1,427件、7,596万円、火災共済で給付金5件でしたが約4830万円支払われました。生協はいかにして給付できるかを常に考えています。
2010年度は事業経営の改革に徹底して取り組み、組合員の暮らしの要望にこたえられる生協として発展させる年にしていきます。
2009年度主な活動  
4月
  • 各地域・分野別委員会、新年度スタート
  • 喜多方市内の店舗レジ袋無料配布を中止
5月
  • 地域総代会・県九条の会主催「堤未果講演会」若松会場
  • 県生協連総会・こ〜ぷ委員学習交流会(若松)
6月
  • 第18回通常総代会
  • 暮らしの助け合いの会総会
  • あいづ母親大会・郷土料理教室(喜多方地域)
  • 全店舗でレジ袋無料配布中止
7月
  • 平和のための戦争展
  • 内池醸造工場見学(共同購入委員会)
  • 夏休み平和を考える映画会(約300名)
  • 班長会(今年みんなで取り組むこと)
  • 「いのち」をテーマに学校給食を考える集会
8月
  • ナガサキ平和行動
  • 流し踊り参加(坂下)
  • 庄助踊り参加(喜多方)
  • 飯寺地区盆踊り(若松)
  • せせらぎウォッチング
  • 会津若松市防災訓練へ参加
  • 児童館・児童クラブ訪問活動(喜多方)
9月
  • 東北組合員活動交流会
  • 環境フェスタinあいづ
  • 会津坂下町防災訓練へ参加
  • 子育てスタッフ交流会(県連)
  • 消費者力講座(9.10月)
10月
  • 「組合員の秋まつり」(喜多方)
  • WHOウォークイベント
  • 会津探訪「いにしえ夢街道散策!」
  • 環境フェスティバルin会津
  • 親子農園:さつま芋収穫祭
  • 県支部ユニセフのつどい
  • 県生協大会
11月
  • 臨時総代集会
  • 「組合員の秋まつり」(塩川)
  • とねがわまつり
  • 組合員手づくりニュースコンテスト「最優秀賞」受賞(環境)
  • 家計簿付け方教室
  • コープ商品学習会(若松)
12月
  • そば打ち教室(塩川)
  • 組合員のつどい(坂下・塩川)
  • サンタと写真撮影会(坂下)
  • ユニセフハンドインハンド
1月
  • かきぞめ教室
  • だんご刺し、節分イベント飾りつけ
  • ふれあい食事会(塩川)
  • 全地域リーダー会
  • 認知症の学習会(喜多方)
2月
  • 新春のつどい(喜多方)
  • ふれあいコープ(各地)
  • 価格調査(ライフプラン)
3月
  • ユニセフホワイトデー募金
  • ふれあい弁当づくり
  • ふれあい食事会(喜多方・坂下)
  • 児童館・クラブ紙芝居活動(若松・坂下・塩川)
  • 「いのちの山河〜日本の青空U〜」上映会(若松・喜多方)
  • 子育て親子料理教室(たすけあいの会)

●損失金処理について

T 当期未処理損失金 211,678,184円
U 次期繰越損失金 211,678,184円
(注記事項)
今年度は事業利益がマイナスとなり、今年度も出資配当・利用割戻しは、定款第77条・78条の定めにより、大変申し訳ございませんがありません。次年度は役職員一丸となって経営革新にまい進する所存でありますので、組合員各位のご理解を切にお願いいたします。

●第一号議案

2009年度活動報告・事業報告・損失金処理案並びに監査報告承認の件について提案がなされ、賛成多数で承認されました。

●第二号議案

2010年度活動方針案・3ケ年計画案並びに収支予算案承認の件について、提案がなされ、賛成多数で承認されました。

● 第三号議案

組織運営規約改訂承認の件

市町村合併により、現在の組織運営の区分を再編成し、地域委員の活動内容から地域リーダーというより地域で生協の運営をサポートするという意味合いが強いことから、エリアサポーターと変更することの提案がなされ、賛成多数で承認されました。

● 第四号議案

役員選任承認の件

役員として役員選考委員会から推薦された理事20名、監事6名について、定款第21条(役員の選任)及び役員選任規約第9条2項に基づき選任議案内容の説明を行ない、名簿の役員候補者を選任することの役員候補者推薦することの提案がされ、賛成多数で承認されました。

● 第五号議案

役員報酬承認の件

2010年度の役員報酬額は、昨年度の上限枠6,000万円から500万円減額した5,500万円を上限とする提案がなされ、承認されました。

● 第六号議案

退任役員への退任慰労金支給の件

本総代会をもって退任される役員8名に対し、「役員の報酬、賞与、退職金及び特別功労金に関する規約」に基づいて、退任慰労金を支給することの提案がなされ、承認されました。

●第七号議案

議案決議効力発生の件

総代会終了後に行政諸機関への届出や登記を行う時に、各号議案の本旨に反しない範囲の字句修正等、必要な場合の訂正を理事会に一任することが提案され、承認されました。

●総代会での発言Q&A

Q.ベスタ化になると夜8時閉店になるが、これから夏になるので8時閉店は早くないか
[答弁]

ベスタ化での8時閉店についてはいろいろ論議を進めてきました。この業態を行なうには経費面でどこかを削減しないと組合員に安くて、鮮度の良い商品を提供できないということから、ベスタ化当初は夜7時閉店でした。その後、組合員さんから、もう少し時間を延長していただきたいとの意見が多く出され、生協としても鮮度と価格維持がてき、かつ組合員さんに買い物をしていただけるよういろいろ検討しました結果、閉店時間を1時間延長して夜8時にしました。お陰様でにいでら店では組合員の利用が前年比180%、ばんげ店でもベスタ化後は約120%で利用結集が進んでいます。夜8時がぎりぎりの時間と理解していただきたい。

Q.ベスタ化を進めた場合、とねがわ店としおかわ店が競合することになるが、やっていけるのか
[答弁]

今、ベスタ化しているのは大型店です。とねがわ店も大型店ですので今までのやり方でやれますが、しおかわ店は小型店になります。小型店については、ほんまち店・あいおい店でベスタ化を先に進めますが、小型店のベスタ化は大型店と全く同じとは行かないと思いますので、いろいろ検討しながら順次判断しながらやっていきたいと考えています。方針では2010年度中に全店ベスタ化となっておりますが、必ずしも期間にはこだわらず慎重に進めていきます。

Q.とねがわ店はテナント料が高いと聞きますが、今後も続けていくのですか。
[答弁]

とねがわ店は、ロック開発のショッピングセンターにテナントとして入っており、契約期間は20年です。今年で10周年を迎えましたが、とねがわ店をベスタ化にすると広域になり、磐梯町はじめ遠くからも組合員が来てもらえると考えております。今の段階で、とねがわ店を閉店するということは基本的にありません。

Q.ベスタ化にして「いい商品を安く」提供するとのことだが、仕入れているNB商品を食べてみてから売っているのですか
[答弁]

全ては食べてはおりません。一つの事例をあげますと、「衣たっぷりエビフライ」という商品がありましたが、この商品は衣が75%で、特徴は@衣が美味しい。A尾っぽまで身が入っている商品でした。しかし、販売する時にきちんとお知らせしなかったために、期待して買っていった組合員さんにご迷惑をおかけしたのも事実ですが、一方では大変助かっているという意見もありました。こういうこともあり、その後はきちんと商品の特徴を表示して販売しています。ベスタ化にして商品の幅が広がってきています。Zリストや添加物はコープあいづの持っている基準に沿ってやっておりますし、今後も「よりよいものをより安く」を基本に商品を取り扱っていきます。

Q.職員の研修は実施しているのですか、科目の内容を聞いても分からなかったので、きちんと学習して欲しい。
[答弁]

幹部職員については、毎月1回幹部会議で決算について報告しておりますし、店舗でも毎週火曜日にチーフ会議を開催して学習をしております。

Q.テナント収入とありますが、テナントは何社くらい入っているのですか。
[答弁]

現在、テナントは12社です。

Q.消費税や平和の署名活動をひがし店でやっているが、お客様の反応が鈍い。お店を利用する人で組合員と非組合員の比率はどのくらいなのですか。
[答弁]

利用組合員の割合は把握しておりますが、プライバシーの問題もあり、公表はできません。消費税や平和問題も、生協はお互いのくらしを助け合う、その範囲の中で協同していく、それぞれのところでめげないで頑張りましょう。

Q.個配手数料を何とか安くできないか、個配をやっている人の方が班をやっている人がより多く買っている。首都圏の生協では、出産後、何ヶ月は個配手数料が無料という生協もあるが。
[答弁]

共同購入は3人以上集まって班を作ってもらっています。配達効率やバランスとの関係で配達料を頂いています。また、ご利用時点で3歳未満のお子様がおられる家庭を対象に、子育て応援として個人宅配手数料を1年間半額の150円にしております。

Q.共同購入のチラシが多すぎるので、1回抜くというわけにはいかないものでしょうか。チラシもお金もかかっていると思うので
[答弁]

共同購入のチラシは店の売り場と理解していただきたい。Weekチラシの費用はかかっておりますが、それ以外のチラシには経費はかかっておりません。

Q.役員報酬5250万円の常勤と非常勤の中身についてお聞きしたい。
[答弁]

今年度の役員報酬額については、規約に基づいて5250万円を上限として、その範囲内で役員人事委員会で審議され、その答申を受けて理事会で決定することになります。

Q.退任慰労金についてもいくらになるのか、お聞きしたい。
[答弁]

退任慰労金については、規約、基準に基づいて委員会で検討し、決定されますので具体的な金額の提示はできませんのでご理解ください。
※紙面の関係上、全てのQ&Aを載せることができませんこと、ご了承願います。

決議文

規制緩和・構造改革の推進は、わが国の経済・社会においても、失業率の上昇や自殺者の増加や経済的・社会的な格差問題を引き起こし、将来への不安を増大させております。
今、地域社会では、都市・農村を問わず、住民間の連帯、相互扶助、人間の絆の希薄化が進む中で、生活に対する不安が増大し、生活雇用の安定、医療・福祉の充実をはじめ将来に対する「安心して豊かに暮らせる地域社会」への要望が高まってきています。

また、近年、「消費者市民社会」という言葉が使われ始めています。この言葉は国民生活白書で取り上げられたもので、消費者・生活者の行動を通して、公正な市場、社会価値の創出、心の豊かさを実現する社会のことで、言いかえれば投票や市民運動などを通してではなく、消費行動を通して社会変革を実現する社会のことです。「国民生活白書」では、@食品の安全や企業の社会的責任などへの監視を伴った選択をする「消費者市場行動」A省エネ商品の購入やフェアトレ−ド品などの「社会的価値行動」Bストレスの少ないゆとりのある生活を実現しようとする「幸福の追求」などの消費者・生活者による行動に期待を寄せています。
 こうした行動は、日常の消費行動の延長であり、生活者にとっても受け入れやすく、地球環境の持続や、貧困などの社会的問題の解決が望まれる時代にあって、お買物を通した社会変革を実現する行動であります。

 生協が、こうした「消費者市民社会」をリ−ドし、地域住民の暮らしを支え、これまでの運動に自信を持って、みんなの思いをひとつにし、消費者市民社会に向って確実な一歩を踏み出しましょう。
以上決議します。

2010年 6月 4日
生活協同組合コープあいづ第19回通常総代会

 

2 0 1 0 年 度 ス ロ − ガ ン
  1. 「地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会」の活動を通し、地産地消の運動を広げ、日本の食料自給率向上へ貢献しましょう。
  2. 「食の安全」や「消費者行政」の充実強化をすすめましょう。
  3. 平和憲法を守り、平和な社会を守っていく運動をさらに推進していきましょう。
  4. 医療制度改悪を許さず、誰もが安心して暮らせる年金・医療・福祉制度を求めていきましょう。
  5. 仲間づくりと増資をすすめ、生協に利用を集中し、みんなの力でくらしを守っていきましょう。
  6. 事業者として環境に配慮した取り組みを強め、ISOをさらに推進していきましょう。


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会津の散歩道 

…92… 恵隆寺(国重文)木造千手観音像(会津坂下町)

「塔寺の立木観音」と呼ばれ、地元で大変したしまれている千手観音菩薩様です。恵隆寺は伝承によると、欽明元年(540年)に高寺山頂に開かれたことを始まりとされ、その後、恵隆上人が高寺の伽藍を整えて「恵隆寺」と名づけ、現在の恵隆寺は観音信仰の寺として多く知られています。
大同3年(808年)に弘法大師が、(実際は徳一ではないか?)境内の一角にある一本の大木に、五色の雲がたなびき、千手観音像のお姿を見たので、大師は「これは千手観音の化身に違いない」と思い、その大木に向かい、枝を切り落とし、皮を剥ぎ、一刀三礼(一度彫ったら三度礼拝する)をしながら彫刻されたと伝えられています。この時に立木で根のついたままの状態で彫刻された事から「立木観音」と呼ばれるようになりました。その大きさは総高8m50cmの大きさであり、立木の状態で彫刻された仏像としては日本最大級といわれています。千手観音様はあらゆる人々の願いを聞き入れ、千手の力により救いの手を差し伸べてくださると信じられていて、当寺院のように千手観音様の手がほぼ完全な形で残っているのも大変珍しいようです。お堂の中には観音様におすがりする身代わりに設けられた「抱きつき柱」があり、抱きついて願うと満願成就するといわれています。誠の心で参拝する人には、三毒は三徳に、七難は即七福にと、貧困、貧富、老若男女を問わず、全ての人々に平等にご利益を授けてくださる観音様です。日々何かと忙しい中、時間を見つけて参拝してみてはいかがでしょうか。「ゆっくり・のんびり・極楽」に観音様。誠心誠意、心願すればきっとご利益を授けてくださるでしょう。 …合掌

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