会津の原乳に“とことん”こだわった安全・安心の牛乳です!
今回は、会津坂下町金上地区、国道49号線沿いの「会津中央乳業株式会社」を訪ねました。
ここでは、喜多方市や猪苗代町など、地元会津の酪農家から直接運び込まれた原乳が、HACCP(ハサップ)システムによる品質管理で安全・安心な乳製品となって組合員に供給されています。 私達広報委員会では、原乳の搬入から製品のパック詰め検査、出荷まで、全工程を“見て・聞いて”安全安心を確認して来ました!
会社のルーツは、昭和23年、シベリア抑留から日本に帰還した二瓶四郎氏(初代)が創業した牛乳屋さんで、昭和34年に有限会社坂下ミルクプラントへ社名を変更。喜多方の会津厚生舎との合併後は、会津中央乳業株式会社へと進展しました。
この頃、会津の生乳に特化したアイスクリームも作り始め、平成元年に新工場(現工場)を建設し移転、「会津のべこの乳」や「べこの乳のむヨーグルト」を本格的に生産。さらに、平成8年 アイスクリーム工場・直売所を建設(アイス牧場)しました。その後、コープあいづとの共同開発商品、「コープ会津の恵み3.7牛乳」も生産を開始し、会津盆地唯一の地元乳業メーカーとして全会津の3分の2の原乳を取り扱い、安全と安心を製造の基本とした高品質な製品を製造しています。
また、仕事を通じて働きがいのある企業づくりを目指し、会津を愛する真面目な酪農家の皆さんが愛情込めて育てた“べこ”の良質な生乳を心込めて組合員に届けています。
成分的、細菌数的にも優れた会津地方の生乳のみを使用し、「美味しいものを美味しいままに」お客様に届けする事を追及し、無添加にこだわって製品作りをしています。
二瓶孝也社長からお話をお聞きし、工場を案内して頂きました。
○ しぼりたて…だから美味しい!
【会津中央乳業の特徴は…】
- 各酪農家からタンクローリーで集荷され、工場に直接運ばれます。(集乳所等での移し替えがありません。)
- タンクローリーごとの原乳管理ができます。トレースできるから安心。(確実なトレサビリティー)
- サンプル検査に合格しなければ受け入れません!
- 新鮮で安全。酪農家の顔が見えるから安心。
- 製品の製造工程を計画的に管理して、すべて自動化された機械装置により製造され、空気に触れることがありません。製品になって初めて手にとる事ができるシステムとなっています。
- 環境に配慮して、工場で発生するすべての排水は屋外浄化槽で微生物により分解されます。
コラム(画像クリックで拡大画像)
|