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地域と共に復興に前進しましょう!

コープあいづ4地域で地域総代会が開催されました。

 去る5月7日(土)、坂下地域総代会(会場:BESTAばんげ店組合員ホール)を皮切りに、塩川地域総代会(会場:しおかわ店組合員ホール)が5月 8日(日)、5月10日(火)には、喜多方地域総代会(会場:喜多方プラザ第2会議室)、5月16日(月)には、若松地域総代会(会場:共同購入センター大会議室)が開催されました。

 冒頭の挨拶の中で荒井理事長は、「今回の大震災は、それ以前にあった厳しい雇用環境、所得の減少、医療や福祉の将来への不安や閉塞感などをより増幅させるものかもしれません。しかし、この間、全国の生協からの物心両面からの支援があり、連帯・協同のありがたさをあらためて感じました。加えて、全国各地で起こっている共生社会への目覚め、連帯意識の高まりを大切に、2012年の国際協同組合年にふさわしく元気を出してがんばっていかなければと思います。大震災で失われた環境を取り戻し、平和で人間らしい暮らしの創造に向けて地域と共に復興への前進を開始しましょう。」と結びました。

 また、報告された議案に対し主な意見として、原発事故の放射能による農産物の風評被害の払拭に向けて、コープあいづの力を発揮してもらいたい。また、TPPについても一見うやむやになったように見えるが、実際は継続して加入が画策されている。コープあいづでも学習会や反TPPの啓蒙活動などを積極的に実施してもらいたいなど、活発な意見や要望が出されました。TPPに関して荒井理事長は、「TPPは農業のみならず医療や金融等での影響も大きい。また、BSEなどの食品衛生問題や海外からの労働者受け入れ等の問題など多岐に渡って影響があります。翻って利益はどうか?農産物に関してはすでに十分に市場開放されていますし、輸出に関しても、例えば乗用車などは、実際は約2〜3%しか価格引下げのメリットがありません。コープあいづでは、会津の4つのJAさんと農民連、有識者の皆さんと“TPPを問う会津の会”を立ち上げる予定です。」と回答しました。

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特集

共同購入は5月第2週〈9日(月)〉より 通常営業へと復帰いたしました!

 この間、組合員の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。これからも目標の7月供給高100%回復に向けて 従業員一同がんばります!

 3月11日の東日本大震災で、震源地に近い宮城県仙台市のサンネット事業連合本部のマスターコンピューターが破損、さらに富谷町のセットセンターは壊滅的な被害を受けたため、コープあいづの共同購入も営業自体が出来ない状況に追い込まれました。
翌週の15日からは、巡回担当者が電話で組合員さんの安否と状況の確認や配達中止のご連絡を行いました。
 また、この間、支援物資準備の手伝いを行う一方、金沢や新潟まで行っての燃料確保等を実施しています。
 3月28日(月)からは、注文書の配布と同時に、共同購入利用の全組合員さんに“「大豆の会”豆腐や納豆、糸コン、お米3キロのいずれか2点をセットして無料で配布しました。加えて、少しでも組合員さんのお役に立ててもらえればとの思いでカップラーメンや水を持ち出し、販売しました。組合員さんからは、「豆腐、納豆、糸コンはとっても助かります。本当にうれしい。」「共同購入のありがたさをつくづく感じました。」「大変なところありがとうございます。一緒にがんばりましょう。」との沢山のお声を頂く事が出来ました。
 また、この間、組合員さんからは、励ましの言葉の一方で、配達が出来ない事へのお叱りなど、様々な声も寄せられました。組合員さんの声を集約してみると共同購入は無くてはならない存在だとあらためて感じています。「このような時こそ共同購入で商品の配達ができれば…。」との思いは、共同購入で働く全員の気持ちだったと思います。今回それが出来なかった分、これからは、少しでも組合員さんの役に立てるよう頑張っていかなければと考えております。
 今後もコープあいづは、組合員の皆様の生活を支えることを第一の使命に努力してゆきます。組合員の皆様のより一層のご理解とご協力をお願い致します。 一緒に頑張りましょう。

≪お知らせ≫

コープあいづでは、風評被害に苦しむ福島県産の農産物をセットにした
「がんばろう ふくしま!農産品応援ボックス」の販売を共同購入で開始いたします!

福島第一原子力発電所の事故に伴い、福島県をはじめ、周辺の地域で生産された農産物は、摂取制限や出荷制限を余儀なくされているだけではなく、風評被害も広まっており、生産者や組合員にとっても深刻な状況です。一方で、安全性が確認された品目もあり、国による出荷制限等の解除の方針が示され、徐々に流通量が増加する見通しとなっています。
こうした背景から、安全性が確認された福島県農産物については、風評被害の払拭と生産者の応援を目的に、「がんばろう ふくしま!農産物応援ボックス」を東北6県の共同購入で展開いたします。組合員の皆様、ぜひ、ご利用をお願い致します。

≪商品内容≫ 3種類以上の福島県農産物5点と商品案内入りのボックス
        青果シッパー入り・畜冷剤使用です
≪価 格≫  1箱 500円(すべて1品100円・税込み)
≪期 間≫  6月1週から 7月4週までの2ヶ月間
 
※ 品目の組合わせにもよりますが、店頭一般価格と比較しおおむね4〜5割安です。

東北地方太平洋沖地震により、被害にあわれた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。また、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対しお悔やみを申し上げます。
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●今月号のクイズ●

コープあいづの‘90年1月から’11年4月20日までの牛乳パック回収量は何sでしょうか?
@153,693kg A253,693kg B353,693kg
「5月号の答え」と明記し、正解を選んでハガキに生協の商品や記事についての感想などをご記入の上、下記の住所までお送り下さい。抽選の上、当選者へは粗品を進呈いたします。
4月号の答えは『@129万円』でした。
あて先
〒966−0818  喜多方市字二丁目4669−2
   生活協同組合コープあいづ広報委員会
TEL 0241−22−1041  FAX 0241−24−3504
〆切日 〜5月末日まで

コープあいづの現況

(2011年4月20日現在)
組合員数 47,105人
班  数  4,020班
班員数  11,694人
出資金額13億4,627万円
マイバスケット普及状況 24,026個(3月は114個です)
牛乳パック回収状況(1990年1月〜2011年4月20日まで)
353,693kg

編集後記

去る3月11日に発生した東北太平洋沖地震は、各地でかつて無い被害をもたらしましたが、さらに、原発の放射能汚染と風評被害の混乱によって私たちの生活も右往左往する羽目に…。
こんなときこそ共同購入と思いきや、共同購入もストップ。でも、1ヵ月後に注文用紙を届けられた時には何となくホッとした気持ちになりました。自分の生活がこんなにも共同購入に支えられていたんだなぁと再認識しました。
がんばろう福島!がんばろう生協!  <k・n>

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