「福島県生協大会」開催!
10月30日(水)、ラコパふくしまで「命と暮らし、地域を守るために私たちのできること」をテーマとした「福島県生協大会」が開催され、コープあいづから31名の組合員、役職員が参加しました。
午前の部は、東京大学大学院教授鈴木宣弘氏を講師に、『規制緩和・自由貿易の正体と差し迫る危機~命と暮らし、地域を守るために私たちのできること』と題した講演がありました。
目先の「安さ」だけを追求し、規制緩和と貿易自由化が進み、危険な輸入農産物が、さらなる規制緩和で危険度を増し、病気が増えて命が縮む。「今だけ、金だけ、自分だけ」の「三だけ主義」が進んでいる中、続けていけば国内の生産者が廃業し、困るのは国民。「売手よし、買手よし、世間よし」の「三方よし」の実現が求められる…などのお話がありました。
午後の部では、DVD『どうする?日本の水道 自治・人権・公共財としての水を』の上映とNPO法人アジア太平洋資料センター(通称PARC:パルク)の共同代表内田聖子さんの講演がありました。
人口減による自治体の財政難、老朽化した水道管などのインフラ整備、職員の高齢化・減少などの課題の解決策として、政府は水道事業の運営権を民間企業に売却する「コンセッション方式」を推奨しています。
しかし、公共性の高い水道事業を「民間からの投資」とすることは、本当に苦難を乗り切る「万能薬」なのか?自分の自治体に適した公共サービスのあり方、どんなサービスが必要か?費用をどのように負担すべきか?水道の場合、ダウンサイズする必要がある場合はどこをどう縮小すべきか?
民主的に議論することが大切で、民営化への対抗や再公営化運動は、公共サービスの運営や公的所有を民主化する入口で、「水という名の民主化運動」です。と講演を締めくくられました。
坂下地域組合員感謝祭
11月9日(土)10時~ ばんげ店で、今年も恒例、秋の組合員感謝祭が行われました。
今回実施した「お餅振舞い」は、時間を待ちかねたように長蛇の列!また、恒例の大抽選会、輪投げ、ユニセフバザーも大盛況でした!
しおかわ組合員の秋祭りが開催されました!
組合員、コープフレンズ、JA堂島女性部、あじさいの手、会津医療生協としおかわ店がコラボする組合員の秋祭りが、11月17日(日)霜枯れ晴天下、賑やかに行われました。
恒例の大抽選会、越冬野菜直売、ユニセフバザー、豚汁、蒲生農園新そば、子どもには輪投げのキッズコーナー、腕に覚えのあるお父さんには餅つきコーナー、親子餅つき体験、血圧が心配のお父さんには、医療生協の健康相談。キメは、杵つき餅のおもてなしと、ちょっと寒く、風の強い天候でしたが、楽しい一日でした。
とねがわ店産直祭りで、豚汁300食をふるまいました!
11月24日(日)、駐車場にはテントが立ち並び、産直野菜や越冬野菜を買う人で一杯でした。
一方、テントの一角ではコープフレンズとねがわの皆さんの心を込めた豚汁のふるまいを実施。大きなどんぶりにたっぷりの豚汁が湯気を立て、大勢の人が並んでいました!
ほんまち横丁が開催されました!
10月26日(土)、ほんまち店で、毎年恒例の「ほんまち横丁」が開催され、大勢の組合員さんで賑わいました。
「ほんまち横丁」は、日頃の利用に感謝し、「お店の応援団・コープフレンズ」の皆さんによる「すいとん汁のふるまい」や野菜や果物などをお買い得価格で提供するイベントです。
この日も大勢の組合員さんがすいとん汁を食べて満足されていたようです。
全エリア学習交流会開催!
11月8日(金)、共同購入センター大会議室に於いて、地域の組合員活動をリードする「エリア会メンバー」を対象に「全エリア学習交流会」が、34名の参加で開催されました。
最初に行われたのが、吉川理事長の講話「これからの組合員活動の在り方について」。「2018年度全国生協組合員意識調査」のデータから、組合員がどのような活動に参加したいと考えているのか、社会情勢と個々の価値観の変化に私たちの「組合員活動」をどう繋ぎ合わせていくのか。参加している人が「楽しい」「良かった」と思えることを大事にして、活動を支える担い手をどう作っていくのかが課題であること。また、会津地域における「おたがいさま」を創生するためにも、「暮らしのたすけあい」「子ども食堂」、先日始まった「子育て広場ココたん」などを含めた地域の居場所づくりが大切ですとのことでした。
次に、ばんげ店の大竹店長から先日訪問した「コスタリカ視察報告」がありました。コスタリカでは自然保護活動が進んでいる事や再生可能エネルギーがほぼ100%であること。また、軍隊を置かないことで国の予算から多くの資金を投じ、教育に力を入れており、識字率や幸福度調査のランキングでは日本よりかなり上位にいる事。日本と同じような平和憲法があり、戦争を行わないことを宣言し軍隊を持っていないこと。日本は憲法第九条に自衛隊を明記する動きがあるが自衛隊は海外から見れば「軍隊」であること。その自衛隊は、もともとが国民を守るために出来たものではなく、戦後アメリカ駐留軍を守ることと国民の統制のために出来たものであること。平和憲法を守ることは大事ですとのことでした。