会津城イメージ1
会津城イメージ1
トップページへ移動 コープあいづについてへ移動 商品の広場へ移動 事業の広場へ移動 活動の広場へ移動 サイトマップへ移動 リンクへ移動 お問合せ
コープあいづトップページへ移動
ウェブ広報

ページトップへ↑
特集

証言者から被爆体験を詳細に聞き取り、わずかな写真資料を頼りに1年間の製作期間で完成させます。期間中は何度も証言者が絵を確認します。 広島平和記念資料館では、広島市立基町高校創造表現コースの生徒の協力を得て、2007年度から、被爆体験証言者と共同で、証言者の記憶に残る被爆時の光景を絵に描き、当時の状況を伝える「原爆の絵」の制作に取り組んでいます。
 この取組は、被爆者が高齢化するなか、被爆の実相を絵画として後世に残すこと、そして、絵の制作を通して、高校生が被爆者の思いを受け継ぎ、平和の尊さについて考えることを目的として行っています。

 


描いた場面の説明

 被爆後帰宅する時、橋のたもとに行くと、被爆したたくさんの人々が集まっていて、自分を探しに来た家族がいないかとこちらをうかがっている。

生徒のコメント

 今の高校生の多くが、広島と長崎に原爆が落とされた日を知らないという話を聞いたことがあります。
 彼らの多くは原爆に対する興味や関心が薄く、どこか他人事のように思っているのだと思います。
 以前は私もそうでした。広島に住んでいるというだけで原爆の全てを知ったような気になっていました。
 しかし、李さんからお聞きした話はどれも知らないことばかりでした。これらのお話は誰もが知っている話ではありませんが、誰もが知るべき話です。
 より多くの人に証言者さんのお話を知ってもらうため、私の絵が少しでも手助けになると嬉しいです。

被爆体験証言者のコメント

 私が被爆体験を話すときに必ずこの場面を語っていますので、この絵があると子どもたちが、この状況をすぐに分かると思います。よく描けていると思います。ありがとうございます。

 


描いた場面の説明

 黒々とそびえ立つ比治山の向こうから、被爆者たちが東大橋を渡って逃げてくる場面。手前の幼い少女2人はしっかりと手を握り合って逃げてきた。奥には被爆者たちを気遣う様子もなく、部外者を通すまいと立ちはだかる憲兵、さらに市へ入ろうとする記者らしき男性と乱闘する憲兵らがいる。

生徒のコメント

 新井さんからは「2人の幼い少女が東大橋を渡って逃げてきている場面」を描くよう依頼されていましたが、より詳しくお話を伺っていくうちに、「憲兵らの話も入れたい」と思うようになり、このように複雑な構成になりました。
 新井さんが最も印象に残っているという2人の少女の顔はパンパンに膨れ上がっていたということで、それをどのように描くかということで一番悩みました。また、自分の想像に過ぎないとしても、こちらへ向かってくる「幽鬼のような」被爆者たちを描く度にやりきれなくなり辛かったです。
 新井さんは実際にこの恐ろしい光景を目の当たりにされました。しかしそれを辛さのあまり隠してしまうことなく、私たちに語ってくださいました。その決意に深く感謝します。また、改めて原爆がどれほど恐ろしく悲しいものであるかということを感じさせられました。

被爆体験証言者のコメント

 彼方の広島は炎々と燃え上がり、壊滅していることは明らかでした。市内に続く狭い「東大橋」の上は、逃れ来る瀕死の被爆者の群で埋め尽くされ、仁王立ちの憲兵が「誰一人として広島には入れぬぞ」と立ちはだかっていました。
 写真機を肩にした新聞記者らしい人は、乗ってきた自転車もろとも橋下の川に放り込まれ、中学生の私たちも彼らに遮られました。と、その時、焼けただれ、皮膚を引きずりながら逃れ来る群衆の足元から幼い姉妹が現れ、スローモーションのように私の横を通り過ぎて行ったのです。風船そのままに顔が腫れ上がり、互いの手を握り合ったまま「しっかりねっ」という姉の声を残して被爆者の中に消えたのです。なんとか助かっていて欲しい、と、願い続ける思いの込められた絵が、私に代わって祈り、訴えてくれることでしょう。

ページトップへ↑

 

 

お知らせ

トピックス

学習会のご案内(入場無料)

● テーマ/「近代日本の戦歴と戦後の平和」「戦禍の諸相」 講師 満田 博禧 氏
● 会 場/喜多方市厚生会館大ホール
● 日 時/①11月15日(日) 午後1時~ ②11月29日(日) 午後1時~

コープ出前講座「絵手紙教室」が開催されました!

 10月2日(金)、喜多方エリア会主催の「コープ出前講座・絵手紙教室」が、喜多方市岩月交遊館にて開催されました。
 岩月交遊館では、高齢の男性だけで構成されている「大仏学級」と女性だけで構成されている「もみの木学級」があります。今回は合同で男女11名が参加しました。『絵手紙教室』は初めの開催とあって、講師の高橋さんは参加者が時間内に仕上げられるよう配慮して進めました。久しぶりに筆を持った方も丁寧な指導を受けて「短時間でこんなに上達しました!」と自分の作品を披露していました。

 最後に、消しゴムに名前の一文字を彫り、「落款印(らっかんいん)」作りをしました。参加された方から、「コロナの影響で集まることが出来なかったが、久々に皆と会えて良かった。絵も楽しかった」「難しかったけど、アッという間でした。またやりたい」等の感想を頂きました。

「ユニセフ・ハンドイン・ハンド」オンライン学習会が開催されました!

 去る10月16日(金)、14時からばんげ店組合員ホールに於いて、オンラインを活用した新たな募金活動の学習と提案が行われました。
 その後、コロナ禍での世界各国の現状報告とユニセフハウスのオンライン見学も行われました。ユニセフ平和委員さん10名が参加しました。

インフォメーション

2020 ライフプラン『川柳』大募集‼

 コープあいづLPA(ライフプランアドバイザー)の会とコープあいづくらし委員会では、くらしの設計「ライフプランニング」企画として“川柳” を募集します。
 日頃感じていることや身近な思いを五・七・五で川柳にしてみませんか!

●募集期間/2020年10月1日(木)~12月31日(木)
●応募資格/組合員とその家族であればどなたでも応募いただけます。
〈テーマ〉
 ①「老後資金」または「年金」
 ②「自由部門」特にテーマを設けません
 ▼2018年の受賞作はこんな作品!▼
   すくすくと 伸び行く食費 教育費
   妻の手も 財布の紐も にぎれない
・ご応募いただいた中から…
 【最優秀賞】1作品 コープ商品券 10,000円
 【優秀賞】4作品 コープ商品券  5,000円
 【佳  作】10作品 コープ商品券  2,000円
 をプレゼント!!
・応募者全員には、参加賞として「コーすけグッズ」をプレゼントします!
※同世帯で複数応募があった場合、参加賞は1セット進呈とします。
※1人1作品のみの応募で、作品は未発表のものに限ります。
〈結果発表〉
入選作品は生協の広報誌COOPあいづで発表します。

県内の5つの医療生協への支援募金をお願い致します!

 全国の医療生協では、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、病床の稼働率を低く抑えたり、従来以上の感染防止対策が必要で、マスクやガウン・医療資材の不足も深刻な状況です。
 さらに、受診控えや健康診断の中止等も重なり、経営が大きなダメージを受けています。
 コープあいづでは、県内の5つの医療生協(会津医療生協、福島医療生協、きらり健康生協、郡山医療生協、浜通り医療生協)への医療器材購入等に充てる募金活動に取り組みます。
 各店舗に募金箱がございます。皆様のご協力をお願い致します。           
〈生活協同組合コープあいづ〉



理事会だより
第6回 定例理事会報告

諸経過報告・常勤理事会報告
諸経過報告・常勤理事会報告
①9月度の供給高は前年比104.8%、計画比103.8%。店舗は前年比104.6%、計画比102.3%。宅配は前年比105.3%、計画比は111.8%でした。
②福島県生協大会・会津サテライト開催
③全エリア学習交流会ついて
④その他

コープあいづの状況

(2020年9月20日現在)
●組合員数……… 51,026人
  (全会津世帯数比49.6%)
●出資金額… 14億4,232万円
● 牛乳パック回収状況
1990年1月~2020年9月30日まで
459,147kg(9月は410kg)

 


編集後記

 前回、私が担当した編集後記は2月でした。当時、クルーズ船ダイアモンドプリンセス号船内に新型コロナウイルス患者が発生し、ウイルスの感染力の広がりとその対策が話題でした。あれ以来、私たち生活は一変しました。その象徴はマスクです。今年は国勢調査100年の年で全国で現在も調査中ですが、これもマスク着用と非接触遵守ということで、面接をしない調査が行われています。
 人と人との係りが薄くなる日常生活、しかし、相手はウイルスです。これからも他人を大事に思い、他者を気遣う心を大事にした毎日をと思う今日この頃です。〈 一退職主夫〉

発 行:生活協同組合コープあいづ  発行日:2020年11月1日  企画編集:コープあいづ広報委員会
本 部:〒966-0818 喜多方市字二丁目4669-2 TEL(0241)22-1041 FAX(0241)24-3504
●この機関誌は組合員が編集しています。

ページトップへ↑
TOPAbout Co-op商品の広場事業の広場活動の広場サイトマップリンク